ノンホモ牛乳について
ノンホモ牛乳は「噛んで飲む」?
ノンホモ、正しくは「ノンホモジナイズ(=ホモジナイズしない)」といいます。では、ホモジナイズとは何でしょう。牛乳に含まれる脂肪球を圧力をかけて砕き小さく均質化することで、これは牛乳を飲みやすくすると共に、消化吸収をよくするための過程です。現在、市販されている大半はこのホモ牛乳です。 「牛乳は噛んで飲みなさい」と言われたことはありませんか?ひと昔前までは脂肪球がそのままのノンホモ牛乳が主流だったからです。しかし、いつのまにかホモ牛乳にその位置をゆずる形になってしまいました。ですが本来、牛乳はクリームが浮くものです。ホモジナイズしないのが最も搾りたての生乳に近いのです。
楽しみ方いろいろ
ノンホモ牛乳は静置しておくと、脂肪分が上面に浮き、クリームラインと呼ばれる天然の生クリームの層ができます。これは決して腐敗ではありません。通常お飲みになる時は軽く振ってからお召し上がりください。上部のクリーム層は、天然の生クリームとして使えますし、下に残った牛乳は低脂肪牛乳としてお飲みいただけます。また、漏れない容器に適量入れ、強く振り続けると手作り無塩バターが作れます。一度ご家庭で手作りバターにチャレンジしてみてはいかがですか?
ノンホモ牛乳を美味しく飲むために