生乳鮮度重視牛乳とは
「生乳鮮度重視牛乳」は(社)全国農協乳業協会が定める「生乳鮮度重視推奨制度」に適合し推奨される「牛乳」(※1)です。
※1 種類別「牛乳」とは、搾乳したままの生乳を殺菌したもので、無脂乳固形分8.0%以上、乳脂肪分3.0%以上を含む成分無調整牛乳のことをいいます。
生乳鮮度重視牛乳の「3つの基準」
生乳鮮度重視牛乳商品基準対象商品は、常温保存可能品及び受委託製品を除く種類別「牛乳」。
基準1:原料乳(生乳)
次の4つの条件を全て満たしていること。
1.工場所在地の都道府県内の原料乳(生乳)が100%あること。
2.工場所在地から6時間以内に集乳可能な酪農家の原料乳(生乳)が100%であること。
3.原料乳(生乳)は工場に直接搬入されたものであること。
4.原料乳(生乳)は酪農家から毎日集乳されたものであること。
基準2:原料乳(生乳)生産酪農家への乳質管理
1.基準1 の原料乳(生乳)を出荷する酪農家への乳質管理が行われていること。
基準3:製造管理
1.製造工程の衛生管理基準(※2)を整備し、これを適切に運用していること。
2.原料乳(生乳)受け入れ後、翌日までに製造が終了していること。
生乳鮮度を大切にする理由
健康な乳牛から搾った生乳は「おいしい」
ストレスのない環境、健康を配慮した飼料で育てられた良質の乳牛から、「安心と安全」そして「おいしい」生乳が生まれます。わたしたちは「上質な素材=良質な生乳」にこだわります。
「生乳本来の美味しさ」は鮮度の追求から
原料となる「生乳」は、6時間以内に牧場と同じ都道府県内の工場へ直送。素材の良さを保ちながら「生乳本来の味」をお客様へとお届けします。 (通常の生乳は、酪農家から中継基地を経由し、1日前後かけて工場へ運ばれています。)
地域や季節で変化する、ふるさとの「ナチュラル」な味わい
牛乳は本来、産地や季節により風味が変わる「自然の飲み物」です。 わたしたちは生乳の鮮度を大切にしながら、ふるさとの季節の味わいにもこだわりました。季節ごとの変化や、さまざまな産地から「自分の好きな味」の牛乳をお楽しみいただけます。
酪農家と牛乳工場、こだわりのコラボレーションが生み出す「安心と安全」
「安心・安全」は一朝一夕には実現できません。指定酪農家と牛乳工場の「安全でおいしい牛乳」への熱い想いが「生乳鮮度重視牛乳」にはたくさんつまっています。お客様の「信頼」こそがブランド力と考え、鮮度はもちろん、トレーサビリティの確保など食の安全性に最大限気を配ってお届けしています。
生乳鮮度を実現できる理由
牧場と工場が近い、地域密着型
生乳は片道1時間以内の牧場から、毎日直接集乳しています
製造管理
HACCP方式に基づく衛生管理基準により、生乳を受け入れ後、翌日までに製造します。
乳牛の健康管理を含めた指導で良質な生乳を確保
健康な乳牛から「安全でおいしい」上質の生乳を受け入れています。